カオダイ教総本山
ベトナムは人口の8割程度は仏教徒といわれています。
そんな中、南部タイニン省は、人口の8割以上がカオダイ教という新興宗教。
ホーチミン人でも、親類を辿れば必ずカオダイ教徒がいると言われているほど知名度は高く、ベトナム戦争時には、唯一軍を持っている宗教でもありました。
今回は、そのカオダイ教の総本山をご紹介します。
すっかり観光整備されていて、現在はホーチミン旅行における日帰りツアーの王道ともなっています。
ツアーで行こう
カオダイ教のあるタイニン省までは、バスで90分ほど。
旅慣れた方であれば、自力で行くことも可能ですが、目的は礼拝の見学となるので、その時間を見計らわなければなりません。
確実に見学するためにも、ツアーに参加することも推奨します。
ちなみに、ツアーではクチトンネルやジャングルクルーズといった郊外スポットを、1日かけて回る日帰りツアーが一般的です。
異色の宗教
カオダイ教は、仏教をはじめ、キリスト教、イスラム教、道教などあらゆる宗教の教えを元としています。
祀る神もイエスや釈迦、ムハンマドなど多彩。
「天眼」と呼ばれる一つ目をカオダイ教のシンボルマークとして、宇宙の真理を説いているといわれています。
ちなみに、天眼は心臓に近い左目。
礼拝が開始されるまでは、本堂脇でカオダイ教徒の様子をうかがうことができます。
僧侶は赤や青、黄色の袈裟を纏い、一般の信者は白いアオザイのような服を纏っています。
旅行者は本堂脇の入口から入り、礼拝が始まる直前になると、正面の入口から入ることはおろか、通り過ぎることも禁じられます。
神聖な時間を
礼拝がはじまると、スタッフの指示に従って、指定の場所で見学することができます。
一階と二階双方で見学可能です。
礼拝では子供たちによる合唱が注目どころ。
近年はタイニン省の子供たちも都会のホーチミンへ移り住んだり、「格好悪い」という理由からカオダイ教離れが加速しているようです。
タイニン省をはじめ、メコンデルタ地方など南部では、現在もいくつか新興宗教の存在が確認されています。
しかし、聞けばどこも似たような問題を抱えているみたいですね。
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